自分の時間が少ない人へ。時間は有限だからこそ。
自分の時間が少なくてやりたい事ができない人は世の中にきっといっぱいいることでしょう。
かく言う私も、その一人であることに間違いありません。
時間は有限。となるともっと時間を上手に使うしか道はないのです。
時間とは?
もしもの話をしましょう。
アナタの口座に毎日1440万円必ず振り込まれるとします。
アナタなら何に使いますか?ちなみに貯金はできません。日付が変わればお金は無くなってしまいます。
だとしたら、「使いきる」のが答えですよね。
よっぽどのお金持ちでない限り、きっと同じ答えになることでしょう。
カンの良い人はすでにお気づきかと思いますが、
では、これがお金ではなくて「時間」だとしたら?
毎日「1440分」あって、使いきっている人はどれほどいるのでしょうか?
この「1440分=24時間」は基本的には毎日必ずやってきて、次の日には繰り越せませんよね。
そしてこの毎日を何百回、何千回と繰り返してある日「次の24時間」は来ないのです。
時間は有限です。
取っておくことも、戻ることもできません。ですが進めることもできません。
時間はとっても大切だということを認識しておかなければいけません。特に「時間が無い」と言っている人ほど。
時間は1時間だけでなく5分も時間である。
一日は24時間です。1440分です。24時間=10分×144です。
時間が無いと言っている人ほど、スマホでSNSやゲームをしています。たとえばちょっと手が空いた10分に。
「1時間あれば○○をする」という人は多くいます。ですが、現実問題1時間というまとまった時間を確保するのは難しいでしょう。
ですが5分や10分ならどうですか?こうしたスキマ時間は誰にだってあるはず。
このスキマ時間をただの暇つぶしとして過ごすか、自分のやりたい事にあてるかはその人次第です。
できれば時間別に自分のやりたい事をリストアップしておくと尚よしです。
時間別やりたいことをつくろう
例えば、
5分でできること
・メールの返信
・英単語5個暗記
・お買いもののリストアップ
・トイレ掃除
など…。意外にも5分でできることは多いはず。
10分でできること
・ストレッチ
・読書
・引き出し1つだけ整理する
・ゆっくりコーヒーを飲む
5分や10分じゃ何もできないと思わずに、やりたい事を少しでも取り込む。
5分や10分も同じ時間だという概念を持つと、時間を無駄にすることが無くなりますよね。
やらないことを決めよう
自分の時間が無いと嘆いている人の中には、時間を無駄にしている人も多くいます。時間は有限ですが、有限であることを意識して生活している人は少ないのです。
たとえば、テレビをダラダラと見る、スマホでSNSを見る、など何となく時間をすごしていませんか?
もちろん、このドラマが見たかったからという理由ちゃんとあれば構いません。ですが、見たいドラマを見た後に何となくそのままテレビを見続けたり、食事中になとなくバラエティ番組を見たりしていませんか?
「テレビを見るな」と言っているわけではありません。
アナタのその行動に目的はありますか?と聞いているのです。
ダラダラとした目的意識の無い行動は時間を無駄に使います。
もしも当てはまるのならば、そんな人には「やらないことリスト」をオススメします。
やらないことリストは読んで字のごとく、やらないことをリストにしたことです。
たとえば、
・見たいドラマ以外は見ない
・SNSをみない
・スマホゲームをしない
などやめようと思っていることをリストアップして意識して習慣にしていくのです。
やることリストを作る人は多くいますが、やらないことを決める方が時間は生まれます。だってその分の時間がまるっと使えるようになるのですから。
休憩は必要なときは、ダラダラとテレビを見るのではなく、早めに就寝するとか、お風呂に入るとか、方法はいくらでもあるハズです。
今一度どのように自分が過ごしているか=どのように時間をつかっているのかを意識してみましょう。
時間がないからこそ優先順位を間違えてはいけない
時間がない人にこそやってほしいのが、一日のうちでやることの優先順位を付けることです。
一日には24時間。これはどんなに頑張っても増やすことはできませんよね。睡眠時間を6時間、仕事に行って帰って10時間、お風呂やご飯が全部で4時間としたら、残りの時間は4時間です。その4時間を一体何に使いますか?
掃除洗濯お買いものなんてしていたらあっという間に寝る時間ですよね。仕事が10時間で終わらない人もいるでしょう。
睡眠時間を減らすから大丈夫って人も中には居るかもしれません。ですが、ショートスリーパーでない人が短時間睡眠を続けるのには少し無理がありますよね。
だったらやるべきことを見直すしか方法はありません。
やるべきことを以下のように重要度別に振り分けて紙に書いてみましょう。
1 重要&緊急 今日必ずしなくてはいけないこと、すぐにやらなくてはいけないこと
2 緊急 重要ではないけれどすぐにやらなければいけないこと
3 重要 緊急ではないけれど重要なこと
4 緊急でも重要でもない
上記のように、緊急度・重要度別に振り分けるのです。
重要度・緊急度が高いものは早急にやる必要があります。
反対に、緊急でも重要でもないものは、やらなくてもいいものです。
今一度自分がやらなければいけないと思っている事が必要な事なのかを確かめてみましょう。
またやらなくてはいけないと思っている事は、必ず自分がやらなくてはいけないことですか?
他の誰かに振り分ける、役割分担をすることはできませんか?
自分のやることがいっぱいで大変なときには他の誰かにヘルプを求めることも大切ですよ。
自分が抱えているものが何のか客観視できる
自分がやらなくてはいけないことの優先順位が付けられる
自分でなくて他の誰かに振り分けることができる
紙に書き出すことで脳がスッキリしますよね。もうやることが多すぎてって時には、本当に必要かどうかを吟味することが大切ですよ。
こうしてやるべきことを厳選することで、やりたいことをやる自分の為の時間をつくっていく必要があるのです。
まとめ
・時間が無い人ほど、スキマ時間を大切にする
・スキマ時間に取り組みたいことをリストアップしておく
・やらないことリストで時間をつくる
・やるべき事が多い人は優先順位をつける
・やるべきことを厳選して時間を作りだす